楽譜としてのフィルム
New Media, Old Media: A History and Theory Reader
- 作者: Wendy Hui Kyong Chun,Anna Watkins Fisher,Thomas Keenan
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: ハードカバー
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映画フィルムのサウンドトラックを使用した作曲についての論考。ルドルフ・プフェニンガーを手がかりに記述譜と規範譜の交差点としてフィルムを考察しているようだ。ちょうど最近、とりかかった問題と絡んでくるのでありがたやありがたや。今回の発表とは直接的には関わりがないが、芸術運動との接点を考えるのに良い機会になりそうだ。ありがたやありがたや。
記述譜としてサウンドトラックを使用した例として以下のものを見つけた。
■Dayton Clarence Miller, The Science of Musical Sounds(1916)
⇒ミラーの方法は民族音楽学のFrances Densmore, Northern Ute Music(1922)に用いられている。
■Milton Metfessel, Phonophotography in Folk Music(1928)