2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

民謡の身体論に向けて

演じられた近代―“国民”の身体とパフォーマンス作者: 兵藤裕己出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/02/15メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る感覚の近代―声・身体・表象作者: 坪井秀人出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売…

CD・テープ・レコード

■マシーン レコード・テープ・CD一体型ポータブル(取っ手がついているだけ)プレーヤーを落札。これから取りかかる録音メディアの議論を、メディア相互の差異を確認し、テープ録音によって相互の交通を確認するために購入。というのは言い過ぎ。なんとレコ…

視聴覚文化研究会〜卒論修論発表会

今回は卒論修論発表会です。ご参加のほど、よろしくお願いいたします。 第七回視聴覚文化研究会〜修論卒論発表会〜 2007年2月27日〜3月1日 於:京都大学文学部 新館第4講義室■2月27日(火)11:00〜16:20「キュレーションとしてのクリエーション−ジョセフ・コ…

爪先立ちで立つ死体の意味が分かった気がする

■70分待ったなし一本勝負 試験終了。語学・論文ともにつめの甘さを知る。 忘れないうちに反省点 1.先行研究の整理が単純化されてはいないか。カルチュラル・スタディーズと民俗学を対立させ、その間の議論を紹介し ていない。柳田国男に関しても、もう少し…

記録すること

■本A Spiral Way: How the Phonograph Changed Ethnography作者: Erika Brady出版社/メーカー: Univ Pr of Mississippi発売日: 1999/10/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (4件) を見るたまたま見つけた初期録音メディアに関する文献。民族誌…

ステレオ三昧

今日は北白川へ。ステレオレコードを聴かせていただく。細馬先生、素敵な時間をどうもありがとうございました。■音のステレオ 1960年代に出たVICTORの『LIVING STEREO VICTOR STEREO DEMONSTORATION RECORD』と『フランク永井 ステレオ・ハイライト』。前者…

ともに歌うこと

■安来節の合唱 なんとか民謡の歌についてのネタを探そうと、いろいろ読んでいたら『「はやり歌」の考古学』の「歌えない兵士たち」という短い文章に目がとまる。「はやり歌」の考古学―開国から戦後復興まで (文春新書)作者: 倉田喜弘出版社/メーカー: 文藝春…

SP

論集に向けて、修論を読み直し、書き直す。 ■SPレコード 日本のレコードメディアの受容についてメディア論的に論じたものってないものか。倉田『日本レコード文化史』は資料としては参考になるが、レコードがどのように聴かれ、流通していたのかはあまり書…

ネヂレと耳

■浅草趣味 修論提出前にすがろうとした藁が今届く。江戸川乱歩が大正15年の『新青年』に掲載した「浅草趣味」。前置きが面白い。本当は探偵小説を書こうとしていたんだけど、書けなくて、自分は金のために書いているんだけど、良いものでないなら無理に載せ…

強力な攻撃を防衛しない

■リミックスの作者とはProtectionアーティスト: Massive Attack出版社/メーカー: Virgin Records Us発売日: 1994/09/26メディア: CD購入: 4人 クリック: 10回この商品を含むブログ (40件) を見るNo Protectionアーティスト: Massive Attack,Mad Professor出…