2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

帝国のまなざしからスペクタクル

マーティン・ジェイ『伏し目』合宿と『可聴過去』読書会の準備■伏し目 フーコーの『言葉と物』から『監獄の誕生』、ドゥボールの『スペクタクルの社会』までを担当。監視の議論についてはなんとなく分かるが、『言葉と物』についての議論が難しい。言葉とイ…

東京とんぼ返りゾンビ

怒涛の一週間終わる。そして怒涛の一週間がはじまる・・・。複数のことを同時にこなす能力がないと思った。それができる人たちは千手観音的な何かに近づいているのかもしれない。■聴覚文化研究会 聴覚文化研究会で発表させていただく、修論をまとめて修正し…

聞こえる読書会

Jonathan Sterne, The Audible Past読書会The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) …

伏し目と喧嘩

Martin Jay, Downast EyesDowncast Eyes: The Denigration of Vision in Twentieth-Century French Thought (Centennial Book)作者: Martin Jay出版社/メーカー: Univ of California Pr発売日: 1994/09/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 7回こ…

視聴覚文化研究会

第九回視聴覚文化研究会日時:2007年7月21日(土)14:00〜16:15 会場:同志社大学(今出川キャンパス)明徳館3Fメディア教室 発表時間:14:00〜15:00、15:15〜16:15発表者及び発表タイトル: 「サウンドスケープ再考:音の環境をめぐる人類学的考察」 辻本香…

柳田のアクチュアリティ

東京の聴覚文化研究会で発表させていただくことになった。修論を読み直し、柳田を読み直す。佐藤健二が柳田国男の風景論について書いているが、柳田は明治・大正期の諸感覚の再編成を的確に捉えていたように思う。『明治・大正史 世相篇』と『豆の葉と太陽』…

第2ビル研究会

■聴覚文化読書会 大阪市立大学文化交流センターというところで、読書会。The Audible Past: Cultural Origins of Sound Reproduction作者: Jonathan Sterne出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2003/02/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 16…