研究発表のお知らせ

■大正イマジュリィ学会のお知らせ
今週末、大正イマジュリィ学会にて発表させていただくことになりました。ぜひ足をお運びくださいますよう、よろしくお願い致します。



大正イマジュリィ学会 第4回全国大会

o 2007年3月10日(土)11日(日)
o 於:姫路市立美術館
o 参加費:(会員)無料(非会員)500円

* 第1日目(3月10日)
o 13:30-14:20 総会
o 14:30-17:30 シンポジウム「抒情はいかにして可能か−絵画・文学・音楽を横断してー」
+ パネリスト:網干毅氏(関西学院大学)・山田優子氏(金沢湯涌夢二館)・小嶋洋子氏(高畠華宵大正浪漫館)
+ 司会   :岸文和氏(同志社大学

* 第2日目(3月11日)
o 第10回研究会(於:姫路市立美術館講堂)
1. 10:00ー10:45 研究発表「旅に誘う民謡−安来節の声と風景」(秋吉康晴 神戸大学大学院)
2. 10:45ー11:30 研究発表「明治・大正期における蝶イメージの意味作用」(亀井裕美 同志社大学大学院)
3. 11:45ー12:30 研究発表「『製品』としての『文学作品』−尾崎翠とその周辺にみるー」(佐々木孝文 鳥取市教育委員会
4. 13:30ー14:15 研究発表「茶の湯のグラフィズム」(宮嶋幸子 奈良芸術短期大学
* 姫路市立美術館HP→http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/




■AV研
様々な要素をつめこもうとするあまり、論のつながりがガタガタになる。テーマを絞り、それを深化させる必要性を感じた。浅草の寄席の話もちゃんと論じれば、一本の論文になる。ネヂレの問題は、メディア相互の関係における捻れ、民謡というジャンルの中での安来節の捻れ、浅草の寄席という混沌とした場の捻れ、いくつかの層で考えることができるように思う。まずは資料と基礎文献集め。どの辺りをつついたら良いのか、思案中。わざわざ遠くから足を運んでくださった増田先生、毎日足を運んでくださった前川先生、遅くなりましたが、どうもありがとうございました。

三次会では焼酎を頼んで以降の記憶なし。口からおつゆを垂らしていたとのこと。今は風邪で鼻からも出ています。こういう汚いことを書くので、日記のリンク元にはいつも「緑色の便」を検索してここに飛んできた形跡が・・・。

■小寺融吉
それに関して舞踊研究家の小寺について調べる。文化人類学者の川村清志氏がよく取り上げている。適切な郷土舞踊の保存とそれをもとにした職業的な舞踊について書いている。安来節については残念ながら文章はなし。写真はあった。「職業化せる郷土舞踊 やすきぶし」。その心は分からないが、適切な郷土舞踊でもなく職業的な舞踊にしては俗的な踊り「安来節」。小寺融吉、本居長代らの舞踊研究家についても集める必要あり。