音の連続と離散
- 作者: 石田浩之
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 1992/04
- メディア: 単行本
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山陽はいつ乗っても乗客が少ないが、いつ乗っても鉄道マニアがいる。
□文献
そろそろゼミ発表が近いことを思い出す。キットラー編集のDiskursanalysenシリーズ1巻Medienに掲載されたヴォルフガング・シェーラー「鍵盤、視話法、速記術−19世紀における諸感覚の技術的変容」を読み始める。この前の発表でその言説的断絶をうまく説明できなかった箇所を埋めるためのもの。音響的なデータの記録と離散化が1930年代から1960年代までの複数の技法・技術をもとに論じられている。今読んでいる前半部分は鍵盤に当てられており、弦楽器モデルの音楽的文法から鍵盤モデルの離散的・普遍的記憶への移行、聞こえから書記への移行がまとめられている。まだどこかで聞いたような話。
- 作者: Friedrich Kittler
- 出版社/メーカー: Stanford University Press
- 発売日: 1992/07/01
- メディア: ペーパーバック
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