マジック・メモ
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ゼミ発表で聞いた刺激の話が気になってフロイトを読む。自分の議論でも使えるのではないかと思い、マジック・メモ、快楽彼岸の原則の知覚−意識システム・刺激保護・記憶を中心に読みなおしてみる。それにしても、なぜ他の装置ではなく、マジック・メモという書字の道具をメタファーとして使用したのだろうか。単純に疑問に思った。同時に、デリダが書いているマジック・メモ論も読む。光学モデルからエクリチュール・モデルへの移行を、自信のエクリチュール論と重ねているが、ハイデッガーとの対比がよく分からなかった。
- 作者: ジャック・デリダ,梶谷温子
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1983/01
- メディア: 単行本
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知覚−意識システムについては、どうやら『夢判断』(新しい版では『夢の解釈』)も読まないといけないらしい。