比較音楽学と心理学
- 作者: Bruno Nettl,Philip V. Bohlman
- 出版社/メーカー: University of Chicago Press
- 発売日: 1991/03/26
- メディア: ペーパーバック
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pitchに関する理論の変化について参考になった。1880年代から1910年代にかけて、音高概念は離散的で単一的な量(周波数)Tondistanzから、質的な特徴Helligkeitと量化可能な要素Tonigkeitが還元しがたく融合したものへ移行していったようだ。この論文では主に音程の位置づけをめぐって議論がまとめられていたが、楽譜の変遷と関係づけられないか、もっと文献をあたってみよう。