終了だけど、まだ始まり

ゼミ発表終了。今回はガイドブックをもとに大正期に展開していった民謡観光の視覚性を考えていくという発表。細かいところでいろいろ突っ込まれる。やはり、旅行者が誰であり、どういう立場にあり、どのように場所を体験していたのかを詳細に記述しなければならない。大雑把な「旅行者」では、話が大枠に引っ張られ、彼らの下世話さも見えてこない。

汽車の速度と食で質問された時は焦ったが、珍魚が釣れたようなうれしさもあった。そういった話も少し書き足していこう。なるべく具体的に。視覚の問題は突っ込まれなかったけれど、これで良いんだろうか。突っ込まれないということは議論が一般的過ぎたのかもしれない。周知の議論しか展開していないような気がしてきた。