「鉄仮面」を見る

週末は何かと用事が入り、バイト、唐ゼミ、結婚式、バイトと三日ぶりに家に帰る。流行の風邪をひくのだった。

唐ゼミ公演「鉄仮面」についてはそこかしこで感想が書かれていますが、感じたことを少しだけ。僕だけかもしれませんが、なんというか、観劇中にトイレに行こうとして立ち上がりでもしたら、そのまま舞台に連れて行かれるのではないかという独特の緊張感がありました。それは見世物小屋のような外観を持つ狭い会場のせいかもしれません。演劇を見に行ったつもりが、見世物を見せられているような感覚。だから見世物小屋のセットが舞台上に登場したときには、してやられたと思ったものです。最初から、すでに唐ゼミに囲い込まれていたのかと。うまく説明できないのがもどかしいけれど、同年代があれだけ頑張ってるのを見ると、寒い野外で冷えた尻にも火がつきます。来年も必ず行きます。

今はフランスにいる先輩と探した小雪太夫を思い出した。

■マシニズム
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