音楽と薬
■音楽と薬
だいぶ前に書いた音楽と医学の関係について考える素材として、「クスリ」音楽についての資料を集める。医学的な治療薬としての音楽と非合法薬物としての音楽と、薬物と音楽の関係といろいろ探してみる。最近では茂木健一郎が音楽について書いていた。モーツァルトを聞くとリラックスできるとか、昔に聞いたようなことを書いていた(そういえば、実家にも「モーツァルトと虫の声」というアルファ波がたくさん出るとかなんとか書いてるCDがあった)。言っていることはあやしいが、美的/パトローギッシュな享受、精神的/肉体的な享受、芸術/ポピュラーの境界線のまわりをどうどうめぐりしているだけでは、音楽研究は茂木さんのような人に何も言うことができないなあと思った。
とりあえず、音楽と医学の歴史をさらっておこう。
Music as Medicine: The History of Music Therapy Since Antiquity
- 作者: Peregrine Horden
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2000/02
- メディア: ハードカバー
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■本
Making Easy Listening: Material Culture And Postwar American Recording (Commerce And Mass Culture)
- 作者: Tim J. Anderson
- 出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr
- 発売日: 2006/05/07
- メディア: ペーパーバック
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